COOKING
おいしい調理方法
ジロモーニの有機パスタの
おいしい調理方法
ジロロモーニ有機パスタソースを食べたが物足りない、若い人から味が足りないと言う声が聞こえました。その原因を探ると以下のことが推測できました。 日本のうどんは麺を作るときに塩水を使い、ゆでるときにはお湯だけを使います(例外:名古屋の味噌煮込みうどんには、塩を使いません)。 一方、イタリアのパスタは、作るときに塩を使わず、ゆでるときに塩を入れます。パスタに下味をつける感じです。
そして、考えられるケースは、一般的にパスタをゆでる鍋の正確な容量をご存知ではありません。鍋の容量が3リットルと思われていると実際は5リットルあったりすることが、多いようです。そうすると、実際よりも多目のお湯でゆでることになり、塩分が少なくなります。さらに塩の重量も量りませんので少なめになります。これらの理由により、ゆで上がったパスタの塩分が少なくて物足りなくなります。濃い味のパスタソースで召し上がられるのであれば、それでもよいでしょう。しかし、ジロロモーニパスタソースの塩分は「トマト&バジル」が0.95g(100g中)、「アラビアータ」が0.47g(100g中)と少な目ですから、塩味が少ないパスタで食べてもはっきりしない味と感じてしまうのでしょう。
基本的なゆで方
パスタ100gにお湯1リットル、塩10g(約小さじ2杯・おすすめは地中海のミネラル塩)、ロングパスタ(スパゲッティ)は深鍋、ショートパスタ(ペンネ)は口の広い鍋を使用します。 お湯が沸騰したら、塩を入れ、パスタを入れた後、1分ほどパスタ同士がくっつかないようにほぐし、パスタが動く程度の火加減に保ちながらゆでます。 規定時間のおよそ1分前にパスタを1本取り出してゆで具合をチェックして、ゆで時間を調整します。 そこで、パスタに塩味をしっかりとつけるようにゆでて、さらに続いてパスタソースが良くからみ、表面に味がしみこむためのウラ技をご案内させていただきます。
ウラ技その1
鍋は、中華鍋を使う。お湯は、パスタ100gにつき500ml、塩は5g。 中華鍋を用いる理由は、底が丸くなっているのでお湯の分量が平たい鍋の半分になります。 ですから、塩の分量も半分、お湯を沸かすエネルギーも半分とエコクッキングになります。 但し、鍋が安定するように五徳などを用いてください。
ウラ技その2
パスタは、パッケージに記載されているゆで時間の約1分前に湯切りをして、別の鍋で予め良く温めておいたパスタソースに混ぜながら高温で残りの約1分間加熱します。この作業で、パスタソースがパスタに良く味が染み込んで美味しくなります。またパスタのゆで加減もちょうど良くなります。
中華鍋を使って実際に調理してみました
材料 |
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STEP.1
湯が沸騰したら塩を入れる
STEP.2
パスタを放射状に
STEP.3
くっつかないように注意
STEP.4
規定時間の1分前(7分)でチェック
STEP.5
湯切りをする
STEP.6
温めておいたパスタソースを加熱しながら混ぜる
STEP.7
1分で完成
STEP.8
出来上がりのスパゲッティの断面写真(芯が残っていますが、食べるとプリプリ)