OLIVE &
BALSAMICO
オリーブオイル・
バルサミコ酢
有機 バルサミコ酢
自然の恵が凝縮された、まろやかな一滴
イタリアのエミリア・ロマーニャ州モデナで、有機ワインビネガーと有機濃縮ぶどう果汁をブレンドし、木樽の中で3年以上じっくり寝かせて仕上げた有機バルサミコ酢です。芳醇な香り、まろやかな味わいをお楽しみいただけます。
- 内容量 : 250ml
- 希望小売価格(税込) : 2,106円(税抜 : 1,950円)
- 賞味期間 : 製造日より5年


食材豊かなイタリア北部エミーリア・ロマーニャ州、州都でありハムの名で有名なボローニャとハムとチーズの名前で有名なパルマ(チーズはパルメザンチーズ)との中間にモデナの町があります。バルサミコ酢は11世紀にここモデナで生まれ、世界中の食通に知れ渡っているイタリアが誇る調味料です。
このモデナ地区は、D.O.P※(保護指定原産地表示)、I.G.P※規定(保護指定地域表示)の対象となるバルサミコ酢の名産地として知られており、長い歴史と高い品質を誇ります。

2024年から「ジロロモーニ 有機バルサミコ酢」を製造しているGuerzoni社は、アペニン山脈の北側、ポー川が流れる大平野部の南端に位置した肥沃な土地に恵まれ、夏暑く、冬寒くぶどうの栽培とバルサミコ酢の醸造に適した気候を備えたこのモデナ地区で1970年代から有機ぶどうの栽培と伝統的なバルサミコ酢の製造を行い1984年デメター・ビオディナミ認証を取得しています。
良質な有機ぶどう原料を使用して、卓越した職人技で着色料、酸化防止剤を使うことなく、深みのある「アチェート バルサミコ酢」に仕上げています。なお、本品はI.G.P※(保護指定地域表示)認定品です。
※D.O.P(DENOMINAZIONE DI ORIGINE PROTETTA)とは
D.O.P(保護指定原産地表示)は、その食品の特徴が本質的または全面的に原産地に由来するものである場合に与えられる品質認定表示です。地理的環境には、自然界の要因(気候、環境特性)や人的要因(歴史のなかで継承されてきた生産技術、職人文化、技量)が含まれ、それらが一体となり、ある特定の産地以外では作ることのできない製品が生みだされます。D.O.P製品であるためには、さらに、生産段階、加工、仕上げも限定された地域内で行われなければなりません。 D.O.P製品の生産者に対しては、生産規則で定められた厳しい生産上の規定に従うことが義務づけられており、そうした規則が守られていることは、検査機関によって保証されます。
※I.G.P(INDICAZIONE GEOGRAFICA PROTETTA)とは
特定地域で栽培、飼育、収穫された農産物、海産物がその地域内での規定の方法に従って加工、調整されている商品に適用されます。「生産・加工・調整の工程が同一地域内で行われていればよい」と定められています。

バルサミコ酢はぶどう果汁を原料としたお酢で、熟成させることにポイントがあります。伝統的な製法で作られるバルサミコ酢「アチェート・バルサミコ・トラディツィオナーレ」は、伝統的な製法の低温でゆっくりと時間をかけて濃縮させるモストコットのみを使用し、大樽から小樽に移されながら、最低12年の熟成期間を経ており、なおかつ認定検査官による厳しい品質検査に合格したものだけがD.O.P認証されます。
しかしながらその価格は大変高価(日本では100ml入りが8千円以上)で日常品として使用するには限られたものになってしまいます。
そこで、熟成年数の若い「アチェート バルサミコ」が日常品として、生産、流通しています。モストコット又はモストコンチェンラート(逆浸透膜を張って圧力をかけ、水分を分離して濃縮果汁を得る製法)にワインビネガーをブレンドし、熟成年数は60日から3年ぐらいの期間で、価格もお求め安くなっています。しかし、それらの多くは保存料や着色のためにカラメル色素をいれたものが多く見受けられ、味も様々です。

本品に使用されているぶどうは、主にランブルスコ種、トレッビアーノ種、サンジョベーゼ種の3種類です。
有機ぶどう果汁を、低温60℃で3日間かけて濃縮させてつくったモストコット(有機栽培濃縮ぶどう果汁)と有機ワインビネガーを1:1でブレンドし、オーク樽で3年以上熟成しています。
長年に渡って希少なアチェート・バルサミコ・トラディツィオナーレを作り続けた製造技術を活かして、じっくりと時間をかけてつくられるモストコットは、果汁自体がカラメル化し粘度が高く、濃い琥珀色になります。I.G.P認定では、2%までカラメル色素などの使用が認められていますが「ジロロモーニ バルサミコ酢」はカラメル色素などは使用しておりません。

Guerzoni社代表のロレンツォ・グエルゾーニさんの祖父、アルドゥイーノ・グエルゾーニさんは、1970年代初頭に農場を購入しました。自身の妻、そしてロレンツォさんの両親である、息子のフェリーチェ・グエルゾーニ夫婦と会社を設立しました。創業当初はバイオダイナミック農法※などまだほとんど知られていませんでしたが、グエルゾーニ一家は、購入したぶどう畑を有機栽培とバイオダイナミック農法へと段階的に転換していきました。そして、オーガニック・バイオダイナミック農法のモデナ産バルサミコ酢を初めて製造した酢工場となりました。
世界で最も権威のあるバイオダイナミック農法認証機関であるデメターから、1984年バイオダイナミック農法認証を取得しました。その翌年の1985年に有機栽培の規則が制定されたことを見てもグエルゾーニ家は、有機バルサミコ酢製造の第一人者であることが伺えます。
※ルドルフ・シュタイナーが提唱した有機農法の一種で、天体の動きや自然のサイクルを重視し、農薬や化学肥料を使用せずに作物を育てる農法。
その他のラインナップ
GRANO DURO SPAGHETTI SEMI-INTEGRALI
デュラム小麦有機スパゲッティ セミインテグラーレ
有機栽培デュラム小麦のセモリナ挽きに、外皮(ふすま)をブレンド
GRANO DURO FUSILLI TRICOLORE
デュラム小麦
有機フジッリ
トリコローレ
有機栽培デュラム小麦のセモリナ挽きに、赤色は有機トマトパウダーを、緑色は有機ほうれん草パウダーをブレンド。