当社は2018年10月22日に東京で開催されたJaSPOC実行委員会主催の「持続可能なパーム油会議2018~ポストオリンピック、2030年のパーム油調達を見据えて~」において、持続可能なパーム油の調達ベスト・プラクティスを受賞いたしました。
パーム油は世界で最も使用量の多い植物油ですが、主要生産国であるインドネシアやマレーシアにおいて、原料となるアブラヤシの農園(プランテーション)開発に伴う熱帯林破壊や、農園労働者への人権問題が指摘されています。
このような諸問題に対処し、持続可能なパーム油の調達の必要性から2004年にRSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)が発足し、環境や社会に配慮したパーム油生産の認証制度が設立されました。その流れを受け、日本においても持続可能なパーム油の調達についての会議が年に一度開催されています。
同会議においてWWF(世界自然保護基金)ジャパンより初の持続可能なパーム油の調達ベスト・プラクティスが発表され、当社は「ボルネオウンピョウ賞」を受賞いたしました。当社は2018年日本初のRSPO認証マーク付き食品「べに花ハイプラスマーガリン」・「発酵豆乳入りマーガリン」を販売し、ホームページやカタログを通じて、積極的に持続可能なパーム油の調達の意義をお客様へ伝えていることが評価されました。