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【お店にエール!】文理書院 早稲田自然食品センター  様

創業前からの長いお付き合い

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創健社商品をはじめ、品揃えにこだわりをもつLOVE > FOOD > PEACEなパートナーをご紹介し、エールを送る企画。今回ご紹介するのは創業1968年、「株式会社文理書院 早稲田自然食品センター」様。お話してくださったのは代表の寺島秀雄さん、店長の寺島真吾さんという、親子2代のおふたりです。

──お店についてご紹介ください。まずどのように始まったのか、からお願いします。

寺島代表:創業前の話になりますが、昭和39年(1964年)、先代の寺島文夫が自身の健康を回復したことがきっかけになっています。文夫は文理書院の雑誌「人生手帖」の主宰であり、文理書院と早稲田自然食品センターの創設者です。それまで文夫は何十年も体の不調に苦しんでいました。自宅が新宿ですから大きな病院はいろいろあるのですが、大学病院にかかって医薬をもってしても解決しなかった健康問題が、「玄米食と断食がいいんじゃないか」と知って試したところ、数年のうちに解決してしまいました。

当時病院では栄養療法といって、高栄養・高タンパク食事療法が主体で、これを一所懸命やっていても回復しませんでした。ある意味、真逆な方法ですっかり元気になってしまったのです。「これはなんだ?」と月刊誌「人生手帖」に事実をずっと書き連ねたところ、全国の読者がびっくりしてね。読者の中の健康問題に悩んでいた人たちから「これはすごいことだ」と注目されるようになりました。そこで、自分が健康回復したいい手法を知らせていこう、読者の皆さんに食べて、実践していただこうと雑誌で紹介しながら全国通販を始めました。これが後に早稲田自然食品センターという個店の店を開くことにつながります。

 

──大切にしている思いなどあれば教えてください。ㅤㅤㅤㅤ

寺島代表:創業者からの流れで「自分にとっていいことは人様にも広めていこう、知らせていこう」がモットーです。いい考え方と実践方法を知らせようと雑誌に記事を掲載し、それをまとめて後に単行本も出しました。『薬のいらぬ健康法』(中川 雅嗣、寺島 文夫 共著)は1年で10万部と一大ブームを巻き起こしました。ほかにも『健康と美容の食生活』、『生まれてからでは遅すぎる』(ともに森下敬一医博)や、主婦の友のライター、青木春三さんが食生活の改善が第一だということで『頭をよくする68手』なども当たりました。森下敬一先生の2冊は今も販売しています。さらに、実際にいい食べ物を広めるために雑誌の通販事業を始め、これが非常に伸びたことを受けて、昭和43年5月、新宿区早稲田に開店することになりました。文理書院の玄関先の一坪半のコーナーから始まって、お客さんが増えると応接間を潰し、事務所を潰し、少しずつ広げていき、現在の店は約60坪あります。出版社としていい考え方を知らせ、雑誌の通販でいい食べ物を広め、さらに実際に買いにくることができる店で健康に良い食べ物とその食べ方を、玄米自然食運動を通して知らせてきました。

 

──お客様に喜んでいただいたエピソードなどあれば教えてください。

寺島店長:時代と共に変化があって、昭和40-50年代、私は幼少の頃ですが、「食事療法や食生活の改善でこんなに体調が良くなった」というお客様からの声がよく聞かれました。最近になって、体調だけでなく「おたくで買ったものは味がよそとは全然違っておいしい」という言葉を若いお子さん連れのお母さんから聞くことが増えました。一番嬉しいですね。ここ14-15年、若い子育て世代のお母様方が増え続けている印象がありますが、客層としては私たちは「0歳から100歳まで」という言い方をしています。実際に100歳間近のご婦人が一人でお見えになったりします。

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開店当初のころは、自然食品ということばもなじみが薄かったでしょうから、「食品なんてみんな自然じゃないか」と思われていたと思います。また、当時は健康問題の相談に来る方がひっきりなしだったので、店員は白衣を着て対応していたので、「何を売っているんだ?」と思われていたかもしれません(笑)。いまもご相談をお受けしていますが、お客様のクチコミで知っていただいているようで、自然食品という業態もおしゃれなイメージに変わったように感じます。

──創健社との出会いや思い出などについても教えてください。

寺島代表:出会いは創健社さんが前身のハウザー食普及会神奈川支部の活動をされている頃に、後に創業者になる中村隆男さんが売り込みに見えたのが最初です。私たちもハウザー食の評判を聞いていたので、全国的に販売していこうと取引が始まりました。手元に『(恐るべき)貧血の害と治し方』という冊子が1部だけ残っていますが、こちらの表紙は女優の栗原小巻さん、表4(裏表紙)は先ほど紹介した『薬のいらぬ健康法』の広告ですが、表2(表紙の裏面)はハウザー食の提唱者ゲイロード・ハウザーさんの著書の広告で、表3(表4の裏面)はハウザー食普及会名義の広告が出ていますが、住所は後の創健社と同じ横浜市の片倉町のものです。のちに、うちの社員が飯尾醸造のお酢を見つけてきて、創健社さんに紹介して引き合わせて、総勢10名ほどで宮津市にある飯尾さんの醸造蔵を見学に行って、みんなでいいものを広めようと誓い合ったことは印象に残っています。

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──ご担当者様お気に入りの創健社商品があれば教えてください。

寺島店長:メイシーちゃん(TM)シリーズです。私が入社したのは24,5年前からですが、当時はまだ自然食品には「堅い、説教されそう、敷居が高い」というイメージが残っていました。このままではいけないと思っていたところに創健社さんがメイシーちゃん(TM)シリーズを立ち上げて、時代のタイミングもあったのでしょうが、そこからお子様連れのファミリーが来店されるようになった印象があります。それまでの自然食品店のお菓子といえば、麩菓子や干し芋、せいぜいボーロくらいだったので、非常にインパクトも強く、敷居を低くしてくれたことに感謝しています。子どもが遊びに行くときにちょっとおみやげで手渡しても喜ばれますし、自然志向のお母さん方にも受け入れられて、お客様の裾野が広がったと実感しています。

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──「こんなお店です!」というPRポイントをお聞かせください。

寺島店長:うちのスタッフの強みとして、マクロビオティック師範卒業、ベビー薬膳の資格、食養生コーディネーター、食品保健指導士、サプリメントアドバイザーなど、資格を持ったスタッフが豊富におり、幅広く健康問題、健康相談でも会話ができる者が揃っていることです。昔ながらのお堅いイメージは払拭しつつも、我々の強みを出せるとしたら、専門知識を持ったスタッフが幅広い悩みや食事相談をうけつつ、楽しくメイシーちゃんを食べながら楽しく気楽に健康話をできるのではないかと考えています。

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開店当初からの常連さんには、もうお孫さんがおられて、中にはお母さん世代になっている方もおられます。3世代、4世代でお付き合いしてきました。子育ての時期があって、親の介護があって、ご自身も年齢を重ねて、そのお子さんが成長して結婚してまたお子さんを持ってと、それぞれのステージステージで相談事も変わります。幅広い層に役立つように、良い知識と商品をこれからもお伝えしてまいります。

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──貴重なお時間をいただきありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします!

[住所]162-0044 東京都新宿区喜久井町51

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[参考]登場した商品の詳細情報はこちら

●創健社 メイシーちゃん(TM)シリーズ

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