【お店にエール！】自然食品館　様

2024.02.14

自然なおいしさを食卓へ届ける

創健社商品をはじめ、品揃えにこだわりをもつLOVE > FOOD > PEACEなパートナーをご紹介し、エールを送る企画。今回ご紹介するのは福岡県北九州市の「自然食品館」様。お話してくださったのは創業者で社長の前田至親さんです。

──お店についてご紹介ください。まずどのように始まったのか、からお願いします。

前田さん（以下敬称略）：もともと広告代理店の仕事をしていてそちらはもう４５年になります。広告の仕事ではいろいろな会社で食の裏側を見ることがありました。ある時、量販店の広告を作る中で、とある食品メーカーの工場を取材して「こんなものを食べて大丈夫か？」と愕然とするような現場を見てしまったことが大きなきっかけとなりました。そんな時福岡市の店舗を居抜きで買わないかという話があり、１９９４年より「自然食品館」を営業することになりました。その後、北九州の門司に拠点を移して今に至ります。

この業界に入った頃はサプリメントを中心とした販売が流行していて、私が扱おうとした一般食料品は景品になっていました。本物を売るのは厳しいなと、それはいまだに感じています。広告の仕事は今も続けとりますが、広告がなからんとこの店は維持できんやったね。若い人が店を出したいと言うので相談にきますが本物を売るのはそれなりに大変だということをまず伝えます。

──大切にしている思いなどあれば教えてください。

前田：自然食の看板をかけた以上は、たとえ売上につながるものでも、素性の不確かなものを売るようなことはしないということには努力しています。リピーターのお客様を大事にするには、まがい物を売ったらだめという信念を貫いています。お客様に伝えるためには毎月DMを出して「こういうものが入りました」「こういうものを試しませんか？」と伝えています。最近はお客様の方がネットで調べてよくご存知で、「こういうのはありませんか？」と問い合わせをいただくことも多いです。物を売るというのは決して安売りをするということではなく、企画を売っていくことが大事だと考えています。毎月ハガキでご案内する以外に、ここぞという時はカタログやチラシをまとめて自分でお客様のところにポスティングもしています。

──お客様に喜んでいただいたエピソードなどあれば教えてください。

前田：お客さんが「おいしかった」と感動してもらえると嬉しいですね。うちは一般食料品や、調味料、お菓子、日用雑貨がメインなので、「こうやって食べたらどうですか？　こういうのを作ってみてはいかがですか？」と提案して、「できたよ。おいしかったよ」と言っていただくのが一番です。有機野菜を主に扱っているので、それをベースに調味料・香辛料を提案します。私は東京や大阪の展示会にしょっちゅう行って、フードコートなどものぞいて商品やトレンドをチェックしています。

──創健社との出会いや思い出などについても教えてください。

前田：３２年前に福岡に最初の店を出した時、創健社さんの福岡支社が近かったことから担当の営業さんにお世話になりました。小売店の場合、小ロットの取引であちこちにお付き合いしても利益が出ない形になって困っている時に、当時の営業さんが「スポットにしたらいかがですか？」と提案してくれて口座を開いたのがきっかけです。その頃九州でビジネス展開していた創健社の商品をメインに動きだして、いまも半分くらいは創健社の商品です。

──ご担当者様お気に入りの創健社商品があれば教えてください。

前田：今は未来の世界につながるように幼稚園向けに展開していて、「メイシーちゃんのおきにいり」が出るようになりましたね。中身がいいと説明するだけでは伝わらないので、実際に袋を開けて食べていただいて、園長先生らに気に入っていただくようにしています。個人的には野菜中心の食事になっているので「春夏秋冬」を愛用しています。「ごまドレッシング」は鍋には絶対これがいいよとお店でも勧めています。

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──「こんなお店です！」というPRポイントをお聞かせください。

前田：「自然の味、自然の色が、おいしいですよ。食卓へ」というキャッチコピーでずっとやってきました。無添加とか、添加物がどうのという理屈ではなく、味も色も自然なんだ、そういうおいしいものを食卓に届けるんだという思いです。広告の仕事をしてきたので、言葉は選びました。若い人には喜ばれます。特にアレルギーを持たれるお子さんがいる方の相談に乗ることも多い。できるだけ地域に密着して人生観も伝わるようにしていかなければならないのかなと思います。

──貴重なお時間をいただきありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします！

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