アロエとは
アロエとは、南アフリカ原産のツルボラン科(ユリ科)アロエ属の多肉植物で、約300以上も種類があります。数多くあるアロエの中でも良く利用されているのは、ケープアロエ、キダチアロエ、アロエベラの3種類です。ケープアロエは南アフリカのケープ地方で栽培されており、日本では医薬品原料として使用されています。
キダチアロエとは
日本で広く普及しているのはキダチアロエです。アロエは昔から「医者いらず」と言われ、長い間、日常生活の中で親しまれ、伝承され栽培されてきました。
キダチアロエの葉は剣状で多汁、灰緑色で、葉縁には三角形のトゲを密につけます。有効成分が多く、寒さに強いため日本でも多く栽培されています。キダチ=木立ちの名の通り、茎が伸びて成長します。アロエベラは寒さに弱く日本では主に沖縄で栽培されています。
キダチアロエのみ有効成分を多く含む皮の部分などまるごと使用する事が認められており、アロエベラは「アロイン」と言う表皮と葉肉の間にある苦味成分を除去しないと食品や化粧品に使用できません。