「植物の誕生には神の息吹を感じます。
──ジーノ・ジロロモーニ」
「ジーノと食と哲学と」シリーズ第3回はハッピーホリデイズにふさわしく神聖なことばを。ジーノは敬虔なクリスチャンであると同時に、キリスト教のみにとらわれることなく、大地をはじめとする自然そのものに対して深い畏敬の念を持っていたように感じます。そしてその姿勢はものづくりに反映していました。パーティーシーズンの食卓を賑わせるのにうってつけのショートパスタにも、きっとジーノの言う、神の息吹が宿っていますよ!
イタリアのオーガニック農業のパイオニア、ジーノ・ジロロモーニ(1946-2012)は、急な過疎化が進んでいた故郷イゾラ・デル・ピアーノを、オーガニック農業で復活させた生産者であり、それだけでなく、音楽・芸術などの文化拠点として人が集まるようにしたリーダーであり、信念と教養あふれる哲人であり、曲がった事が大嫌いな闘士でもありました。
●イタリア有機農法の先駆者、ジーノ・ジロロモーニのオーガニックスパゲッティ
http://sokensha.co.jp/GIROLOMONI/