食べ物はまさしく、環境による産物であり、それ以外の何ものでもありません。
しかし、その現状は、文明の近代化とともに土壌や海洋の汚染が進み、一方、製造・製法過程においても過度の精製や効率化追求により、食べ物本来の力が失われつつあります。
現代の科学技術は、この環境浄化と食物の再生にこそ注力すべきであり、その回復、改善に当社は全面的に賛同し、協力してまいります。
身土不二 (しんどふじ) |
身体(生命)と、それが生きる土地は、ニつ別々のものではありません(一体である)。すなわち人の命は、そこに住む気候風土、食べ物と一体になって初めて活性化されます。自然食の世界で言われてきたこの言葉は、食料自給率が他国と比べ依然として低い日本では、今や死語になりつつあります。土壌や海洋環境を整えて、原料、素材の国産化を推進します。 |
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一物全体 (いちぶつぜんたい) |
食べ物は、それが植物であれ、動物であれ、地球が育んだ一つの命です。それを摂取することにより生を永らえる私たちは、それらの命を活かしきる(使いきる)ことが、命に対する礼儀だといえるでしょう。根も、葉も、実も全体(丸ごと)を活用し、食料としてだけでなく、飼料、肥料を含めた環境保全でのリサイクルの中に、ぜひ有効利用していきたいと思います。 |