自家栽培した有機ぶどうのみを使用
1965年創業のブッキーニ農園はジーノ・ジロロモーニ農協があるイゾラ・デルピアーノ村から南東へ20km程下ったフォッソンブローネ地区のイゾラ・ディ・ファーノ村にあります。創業者でオーナーのアルフレッド・ブッキーニ氏はカナダで5年間生活した後にイタリアに戻り、この地で小規模な農園を設立しました。当初は穀類とぶどうの生産農家としてスタートし、やがて醸造設備を整えてワイナリーとしての活動も開始しました。オリーブオイルやレンズ豆、ひよこ豆などの豆類、スペルト小麦などの穀類の栽培も行っています。現在は、1988年より圃場の拡大と共に生産設備の拡充を進め、2005年以降は50ヘクタールの自社圃場の内、約10ヘクタールの畑で自家栽培したぶどうを100%使用して少量生産体制でこだわりのあるワインを作っています。