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【月刊ジロロモーニ通信/ジロロモーニのロゴの話】

ジーノが子どもの頃からずっと見ていた美しい丘の上に建つ修道院、建物の名は「モンテベッロ(美しい山)」

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写真の建物は、ジロロモーニ創業の地であり、ブランドロゴのモチーフになっているシンボル的な存在でもあります。

 

1970年、24歳にしてイゾラ・デル・ピアーノの村長に就任したジーノ・ジロロモーニ(1946-2012)は、過疎化が進む一方だった村の再生を試みました。その第一歩が、ジーノが子どもの頃からずっと見ていた美しい丘の上に建つ修道院の廃墟を改修し、村の再生の拠点とすることでした。

 

ジーノがめざしたのは、社会的にも文化的にも新しく衣替えした「農業文明の再提案」でした。オーガニック(有機)農法を採用したこと、古代小麦への着眼、全粒粉パスタをめぐる法律闘争(以前のイタリアでは全粒粉のものは法律でパスタと認められなかったのです!)、小麦の生産から製粉・加工・商品化まで一貫した自社製造など、ジロロモーニブランドは創業以来ブレることなくその姿勢を貫いています。

 

建物の名は「モンテベッロ(美しい山)」。2枚の写真を見てわかるとおり、ジロロモーニのロゴは、この建物を真上から見た形を表しています。もちろんジーノ・ジロロモーニ農業協同組合もここにあります。かつてモンテベッロを訪れジーノとも交流があった作家・島村菜津さんは「美しいイタリアの農村風景の中でも、唯一無二の絶景」と讃えた美しい丘陵地帯を動画でお楽しみください。

https://www.facebook.com/watch/?v=2871832676463382

 

「ジーノ・ジロロモーニ農業協同組合」は、イタリア有機農業のパイオニア、ジーノ・ジロロモーニが創設した協同組合です(ジーノの没後、現在の名称に変更)。イタリアだけでなく、地中海の有機農業の牽引者として活動しています。小麦の生産から製粉、パスタの加工、商品の完成まで一貫したものづくりの姿勢、アグリツーリスモなどの情報発信、文化の形成までその活動の領域は幅広く、創健社にとって大切なLOVE > FOOD > PEACEなパートナーです。