アドレア海の海水のみを使用
イタリアのアドリア海の海水を塩田に引き込み、イタリアの南東に位置するプーリア州にローマ時代より受け継がれる、伝統的な塩田製法で作られた天日塩です。
イタリアのアドリア海の海水を塩田に引き込み、イタリアの南東に位置するプーリア州にローマ時代より受け継がれる、伝統的な塩田製法で作られた天日塩です。
うまみ豊かな地中海の海水を大型のポンプで塩田に引き込みます。
塩田に引き込まれた海水は、約6ヶ月かけて太陽と風の力のみで結晶化させます。
この塩の作り方は、天日塩田製法と呼ばれ、日本でも古来より行われてきました。
5mm〜10mm程度に結晶化した塩を収穫します。収穫された塩を塩山にし、約6ヶ月間天日干しします。日本ではこの工程を「枯らし」といいます。
枯らした塩を飽和塩水で洗浄し、粉砕した後、220℃の大型乾燥機で乾燥します。
洗浄・乾燥された塩は、イタリアからベトナムにある夾雑物除去工場で夾雑物が除去され、丹念に検品されます。目視による異物検査が行われ、日本に入ってから更にチェックされ、袋詰めされます。
一般的には、イオン交換膜製塩法で作られた精製塩が多く出回っています。
イオン交換膜製塩法とは、海水を入れた大きな容器に、電流を流す科学的な製造工程になります。
海水中の塩は、塩素イオン(主ににがり成分)と、ナトリウムイオンという電気を帯びた粒になっています。
塩素イオンはマイナス、ナトリウムイオンはプラスの性質があり、海水に電流を流すと、塩素イオンはプラス極に、ナトリウムイオンはマイナス極に移動します。
の間に、プラスイオンしか通さない陽イオン膜と、マイナスイオンしか通さない陰イオン膜を交互に置くことにより、膜と膜の間に濃い海水と、薄い海水の層ができます。
の濃い海水を従来の平釜で煮詰める方法ではなく、効率の良い真空蒸発釜で煮詰めて作れます。
これにより、短時間で大量に生産する精製塩が出来上がります。
この、イオン交換膜製塩法は、にがり成分がほとんど除去される為、塩味はありますが、同時にミネラル分も除去されてしまいます。
地中海の天日塩をそのまま少し舐めてみてください。程よくミネラルが残っていますので、塩味の角がなく、まろやかな旨みがある事がわかります。この旨みのある塩は、和洋中さまざまなお料理を引き立てます。
地中海の天日塩は、中粒タイプと、日本国内で更に細かく粉砕したさらさらタイプがあります。
結晶が大きめの中粒タイプは、パスタを茹でる時や、料理で沢山使用したい方、漬物などにもおすすめです。
さらさらタイプは、結晶を粉砕しているので溶けが良く、ドレッシング作りや、天ぷらのつけ塩などにもおすすめです。キッチンでそのまま使えるスタンド式パッケージになっております。また、袋の上部にフロントチャックをつけていますので、開封後は容器に移し替えたり、袋の口を輪ゴムなどで閉めることなく、そのまま保存しやすくなっています。