GRACIA DEL SOL(グラシア デル ソル）は、スペイン語で「太陽の恵み」という意味です。
ペルーの太陽の恵みを受けて、大切に有機栽培されたカカオ豆は、香りの良さや苦味の少ないマイルドで上品な風味が特長です。
カカオの品種は、大変希少な「クリオロ種」を全体の約７０％も使用しています。カカオ分７０％の有機チョコレート。
カカオ豆の栽培から商品化まで一貫管理されたレイズトレード商品です。
28大アレルゲンフリーの専用工場で製造しています。
有機カカオ豆の栽培から商品化まで一貫管理されたオーガニック&レイズトレード商品です。
カカオ含有量７０%です。
カカオの代表的な品種は、「クリオロ種」・「ファラステロ種」 ・「トリニタリオ種」の3種です。クリオロ種はとても古くからある品種で、マイルドで優しい風味が特長です。しかし、収穫量が少なかったり、病気や虫に弱いため、世界全体のカカオ豆生産量の3％に満たないとも言われており、大変希少な品種になっています。
この希少な品種の、「クリオロ種」を全体の約７０％も使用しています。
28大アレルゲン（えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生（ピーナッツ）、アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン）は製品にも工場でも使用されていません。
有機カカオ豆の栽培から商品化まで一貫管理されたレイズトレード商品です。
フェアトレードとは、直訳すると「公平・公正な貿易」のこと。つまり、開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」をいいます。
レイズトレードとは、フェアトレードの考えに加え、栽培から製造まで一貫管理してできた商品を、公正な価格で取引していることをいいます。
グラシア・デル・ソルを製造しているマチュピチュフーズは、ペルーでカカオ栽培から商品化まで手掛ける30年以上の経験をもつ会社です。
持続可能なカカオ栽培を行うため、フェアトレード（公正な価格での取引）だけではなく、生産者や労働者の教育支援・生活改善・自立を図る交易を行なっています。それがレイズトレード（栽培から製造まで一貫管理）なのです。
30年以上の経験をもつマチュピチュフーズは、ペルーで15,000を超える農家のパートナーや顧客とともに、持続可能なカカオサプライチェーンを開発してきました。トレサビリティと品質を重視することで、社会的、経済的、環境的に大きな影響を与えています。
農家とその地域社会に対しプラスの影響を与えることにより、持続可能で評価の高い製品を提供し、お客様のニーズに答えています。そのためにはこれからも持続可能プログラムを常に改善し続けていきます。
新型コロナの発生で各国が設けた国境閉鎖やソーシャルディスタンス等の規制により、国際貿易に大きな障害が発生しました。
この困難な局面に直面して、生産を継続するためにプロセスと適切に調整を行いました。
これにより、サプライチェーンを維持し、この世界的な危機がの農業パートナーや協力者の家族に与える直接的な経済的影響を最小限に抑えることができました。
農場への訪問を減らし、コミュニティと連絡を取り合うためにデジタルメディアを使用。
衛生キャンペーンを通じてCOVID-19とその予防についての意識を高めるためのトレーニング。
協同組合やカカオ農家のコミュニティに数千の手指消毒剤とマスクを寄付。
COVID-19の疑いのある患者の診断に役立つ医療キャンペーンの実行のためX線機器の寄付。また、コミュニティでの患者の移送を容易にするために、救急車を寄付しました。
持続可能なサプライチェーンの開発により、カカオ生産コミュニティに変革をもたらし、住みやすい場所や仕事を提供することで栽培農家の次世代にも意欲を与えています。
カカオ生産性の向上女性に力を与える児童労働のない未来を築くカカオ農家の生活改善地域言語の保存収集センター
農家が直面しなければならない課題を認識しているため、生産量を最大化し、より高い収入を得るために緊密に協力する地元の技術者チームを編成しています。
ヘクタールあたり収穫量を増やすために、適切な技術を使って接木できるように農家を訓練しています。
この手順により、新しい実生が母木の遺伝学を保持し、より丈夫で抵抗力があり、生産的な木になることが保証されます。
良いカカオ生産には、栄養素のバランスが取れた土壌、日陰の適切な使用、病気の管理が必要です。
有機材料を使用して土壌の肥沃度を改善および維持する、木に日陰を作り、日光の最適なバランスを保ち、水と栄養素を効率的に吸収できるようにする方法など、農家への指導を行っています。
健康な植物は害虫や病気に襲われにくいため、これらの技術の適用は有機カカオの生産における重要な要素です。
農薬や肥料などの化学製品の使用は許可されていません。
農場でのカカオ生産を最適化できる機器の利用を促進することも行っています。
2019年には、一部のクライアントと協力して、農場での農家の作業を容易にし、カカオ生産を増やし、経済を改善するのに役立つ適切な機器の購入を行いました。
機器には、剪定のこぎり、カカオの収穫用ブレード、スチールカッター、六角発酵槽などが含まれており、機器を利用することによって、畑をきれいに保つことができるため、作物の生産性が向上します。
女性のカカオ農家は多くの課題に直面しており、農場の生産性を向上させたり、資金を調達したりするために、より大きな障害に対処しています。
マチュプチュフーズでは、男女平等を支持しており、女性に力を与えることは、女性が家族により良い経済的貢献をするのに役立つだけでなく、コミュニティの発展にも貢献することを認識しています。
育成プログラムには、農場のメンテナンス、剪定技術、管理トレーニング、および病気の予防に関する実践的なデモンストレーションを含む研修が設定されています。自分の作物を始めたいすべての女性が利用できます。
調査によると女性の収入が増えると、家庭の生計を改善し、子どもの保護と栄養失調の問題に対処するための強力なツールになるため、大きな利益をもたらすことがわかっています。
農家の経済状況の悪化や学校のインフラ不足などの多くの要因により、子どもたちは教育を受けることができず、そのため子どもたちの成長の機会は限られています。
親は、毎日の家庭や農業活動に子どもたちを参加させる以外に選択肢がなく、子どもたちを働かせ、同時に農場の人件費を削減する生活になっています。
マチュピチュフーズは企業として、児童労働を拒否する確固たる方針を持っていますが、児童労働させざるおえない現実も認識しており、学校でのプロジェクトを通じて地域社会の意識を高め、教育を促進するために取り組んでいます。
教育は児童労働と戦うため必要不可欠な要素です。
一部のクライアントと協力して、子どもたちが設備が整った学習環境を提供し、危険な仕事から解放されるように、農家のコミュニティに近い学校でプロジェクトを実施しました。
子どもたちの成長と学習に欠かせない食事の場所を確保するため、学校給食の支援を中心に学校施設を整備するなど、教育の質を高める活動に取り組んでいます。
2017年のINEIの調査によると、５歳未満の子どもの２６％が慢性的な栄養失調に苦しんでいる、ペルーの農村地域では、子どもの栄養指標が懸念されています。
また、質の高い教育を受けることができる環境では、児童労働率が低いことがわかっています。
多くのカカオ農家の家族は、インフラ整備や社会福祉が整っていないため、日常生活の中で苦労しています。
マチュピチュフーズでは、農家と長期的な関係を築き、カカオ生産の慣行を改善すると同時に、農家が家族と一緒に暮らす環境の重要な社会的課題に取り組んでいます。
農村地域では、基本的な医療へのアクセスを含め、必要不可欠な施設やサービスが不足しているおkとが多いため、MINSA（保健省）と協力して、無料の健康診断を実施するための健康キャンペーンを組織し、家族計画、栄養、医療などの重要な問題に対処しています。
清潔で安全な水に簡単に利用できる必要がありますが、農村地区ではしばしば不足しています。
現在でも、井戸の利用が多い農村地区に、浄水器を設置しました。
また、飲料や調理に適した安全な水を2000t/日供給できるようにし、大量のプラスチック廃棄物を発生させ、環境を破壊するボトル入り飲料水の消費を削減しました。
清潔で安全な水を簡単に利用できることは、持続可能な開発の重要事項であり、農村社会の社会経済的発展と健全な生態系の保全に必要不可欠です。
アワジュン族は、ペルーのアマゾンの熱帯雨林にすむ先住民族です。
この地域で２番目に大きな部族であるにもかかわらず、その地域言語はペルー人口の1.26％でしか話されていません。
先住民族の伝統を守る取り組みの一環として、地域言語による会議や研修、そして翻訳された資料を提供することにより、アワジュン族のアイデンティティを再評価し、文化遺産を広め、保存しています。
多くの農場はアクセスしにくい場所にあり、カカオの発酵、乾燥、貯蔵を実行できる適切な施設がありません。
マチュピチュフーズは、ペルーのジャングル全体に戦略的に配置された３３の収集センターを持っています。これにより、カカオ豆により近い配送ポイントを確保し、設置された発酵槽と乾燥機を利用することができます。
カカオ豆の発酵は高品質なカカオを作るために重要な工程です。そのため、この工程に適した最適な施設を確保することが非常に重要です。
カカオ豆の余分な水分をゆっくりと乾燥させるため、広い乾燥スペースが設けられています。
適切な乾燥は、貯蔵期間を長くし、カカオの品質を低下させる可能性のある微生物の増殖を防ぎます。
さらに、キンビリ地域の収集センターでは試験的に、バッテリー、期限切れの医薬品、電子廃棄物などの危険な廃棄物のリサイクルを勧めるための特別なコンテナをいくつか設置しました。
