群馬県の有機栽培蒟蒻芋を使用し、有機認証の製造工場で製造した有機生芋こんにゃく・有機生芋糸こんにゃく・有機しらたきです。有機ＪＡＳ認証品です。また、あくぬき済みですので手軽にご利用いただけます。仕込み水は赤城山系の水を使用しています。水酸化カルシウム（こんにゃくの凝固剤）は帆立貝の貝殻を使用しています。
日本の食生活に欠かすことのできない伝統食品「こんにゃく」が、日本に渡来したのは、縄文時代ともいわれ、昔から広く親しまれてきました。近年では、海外でグルテンフリーやヘルシーさから「しらたき」が「パスタ」の代替品として注目されています。
こんにゃくの原料である、こんにゃく芋は、サトイモ科コンニャク属の多年生植物で、東南アジア原産といわれています。デリケートな作物で、強風や直射日光の当たらない、水はけのよい山の斜面などで栽培する必要があります。
全国の90%以上が群馬県で栽培されており、日照時間が長く、水はけの良い土壌、恵まれた気候がこんにゃく芋生産「全国No.1」の地位を確立しています。
こんにゃく芋は、種芋からこんにゃくの材料となるまで2～3年かかります。種芋から1年経過したものを「1年生」、2年経過したものを「2年生」、3年経過したものを「3年生」と言います。
既述の通りデリケートな作物のため、収穫量が毎年大きく変動しますが、その中でも有機栽培こんにゃく芋は全国の生産量の1%にも満たないため大変貴重です。
さらに、本品に使用している有機栽培こんにゃく芋は、作物が本来持っている生命力を理解した土づくりを目指して、太陽と自然、土の力を生かした農法と、新しい技術をミックスした有機農業を実践している農場で栽培しています。（有機JAS法が誕生してすぐの平成12年にJONA有機JAS認証を取得）
生芋こんにゃくは、皮まで使用しますので残留農薬などの心配がない有機栽培こんにゃく芋であることが特に重要であると考えます。
こんにゃく芋の栽培には、農薬を使用しないので、雑草対策にマルチで対応しています。
また、単品目だけでない輪作体制を作り、連作障害が起きないように配慮しています。
そして、年間を通じて欠品することなくお届したいという想いから、気候や標高の異なる地に圃場を設けた適地適作、さらにハウス栽培にも取り組んでいます。照時間が長く、水はけの良い土壌、恵まれた気候がこんにゃく芋生産「全国No.1」の地位を確立しています。
製造工場のグリンリーフは、有機JAS認証工場です。農薬や洗浄剤などの汚染を受けないよう管理され、化学的に合成された食品添加物や薬剤の使用を避けて製造しています。
また、安全な食品提供を可能にする食品安全マネジメントシステムの国際規格ISO22000認証を取得しています。
副原料にも天然由来にこだわり、凝固剤は北海道産ほたて貝のカルシウム（一括表示には水酸化カルシウムで明記）を使用しています。
一般的には、こんにゃく粉を使用し、海藻で色付けするものもありますが、創健社の生芋こんにゃく、糸こんにゃくは、こんにゃく芋を皮ごと使用しています。しらたきは、こんにゃく芋を精粉したものを使用しています。本来の風味を最も楽しめるよう、原料を使い分ける事はもちろん、昔ながらの製法そのままで作っています。
すりつぶしたこんにゃく芋と水を合わせて練る
こんにゃくをお湯の中でゆでながらあく抜き
しらたきをお湯の中で固める
計量・包装
農場・製造工場での取り組み
バイオマスプラント
主に漬物冷凍野菜加工工場の漬け液・野菜の残渣を有効活用する液肥化プラントを設置し、発酵させ肥料に転換しています。
太陽光発電
群馬県の中でも日照時間が長い事を活用し、太陽光発電を導入しています。
地下水の利用
工場で使用する水は、赤城山系伏流水の水脈を掘削し、地下300ｍから組み上げています。水温11℃、毎分600Lの水量を誇っています。この水は酒造りなど醸造や製麺にも使用される名水です。
バイオマスインク
パッケージ印刷の際使用するインクをより環境に優しいバイオマスインクに変更していきます。
バイオマスインクとは、植物由来の原料を一部使用して製造したインクのことです。バイオマスマーク内にある数字は、全体の成分のうち植物由来の原料の割合（%）を示しています。
