コロナ禍で観光業の経済損失額が1500億ユーロを超えるイタリア(2020年から2021年にかけて)をめぐり、これからのツーリズムの形は“再生型観光”になるというForbes JAPANの記事。共感するところの多い記事ですが、その文末(5ページ目)に、なんとジーノ・ジロロモーニが登場しています。
●コロナ観光業損失1500億ユーロのイタリアを救う? 「日本発」農法の再生力
https://forbesjapan.com/articles/detail/46746/1/1/1
“今年3月、イタリアでは15年以上前にジーノ・ジロロモーニ氏という有機農業の父と言われる農家が発起人となった新しい法案がようやく成立した。これによって、土壌を守ること、そして環境負荷の少ない農業のあり方は社会的に国益にかなう活動であるとはっきりと定義されたといえる。今後、ヨーロッパでは間違いなく環境負荷の高い農業を続ける企業への課税や、逆に環境再生型の取り組みを進める農家への手厚いインセンティブなどの制度化が進むだろう。”
とのこと。先月の【月刊ジロロモーニ通信】で紹介したニュースがこのような形で取り上げられて嬉しい驚きです。記事の中では「再生型の観光マネージメントを適切に行えば、その地域がかつて良かった状態、つまり綺麗な空気や水、健全な土壌などに恵まれていた状態や、健康でポジティブに関わりあう人々の繋がりというような理想的な状態であることを可能にするのです」ということばもあり、まさしくジーノ・ジロロモーニ農業協同組合が手がけるアグリツーリズモ「Girolomoni GranoTurismo」がこれに該当します。日本でも同様な取り組みが広がるといいですね。
●Facebookページ「Girolomoni GranoTurismo」
https://www.facebook.com/girolomonigranoturismo
●コロナ観光業損失1500億ユーロのイタリアを救う? 「日本発」農法の再生力