骨とカルシウム
カルシウムは骨の重要な構成成分です。カルシウムが骨に取り込まれることにより、新しい骨が作られます。一方、古くなった骨は壊され、カルシウムが骨から溶け出します。この流れが常に繰り返され、骨が新しく置きかわることにより、骨の強さが保たれています。
骨芽細胞と破骨細胞
骨は、常に骨代謝サイクルを繰り返し、古い骨から新しい骨に生まれ変わっていますが、カルシウムを摂取しただけでは、骨代謝サイクルを潤滑にすることは出来ません。
コラーゲンやカルシウムを骨に取り込んで新しく作る骨芽細胞と、古くなった骨を壊す破骨細胞がバランス良く働くことが、重要なポイントになります。そして年齢を重ねるごとに、骨芽細胞の働きが衰えてきます。