ニュースキュレーション

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【食と暮らしの未来総研/見た目をとるか、中身をとるか】

損なわれてしまった食物の価値、栄養分が減ってしまった原因は?

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ナショナル ジオグラフィックの記事によると、私たちが食べている野菜や果物は、祖父母の時代のものより栄養面でずいぶん貧弱になっているそうです。

●野菜や果物の栄養分は数十年前に比べて低下、知っておきたいこと

栄養分はどれほど減った?その原因は?私たちにできることは?

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/22/050600205/

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原因として考えられることは

・植物をより大きく、より速く育てようとする現代の農法

・高収量作物による土壌へのダメージ

・大気中の二酸化炭素濃度の上昇

など。いずれも人間が関わることばかりです。

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その結果、何が起きているのか簡単に言えば、数十年前に比べて今手に入る多くの野菜や果物は、“見た目は立派だけど中身が薄い”ということのようです。このことば、人間に置き換えて考えると、かなりの悪口ですね。ただ、野菜や果物を購入する人が、“中身はいいから見た目を重視する”という姿勢では、この状況は変わりません。

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わたしたちが毎日毎食の食べ物を、“見た目だけでなく中身を重視で選ぶ”というように変えていけば、マーケットが変化し、やがては栄養面でも改善するのでは?と期待します。記事ではかなり厳しい見通しが記されていますが、土壌の健康状態を改善し、大気中の二酸化炭素濃度を下降させるライフスタイルをめざすことは、よりよい未来につながると信じています(SDGs的な視点にもピッタリですし)。原料となる野菜・果物の生産から、商品を加工する製造プロセスまで、創健社では中身を大事にするものづくりを進めてまいります。