sokenshaショップ店長の片倉です。
おいしく使っていただくために、選び方をアドバイス致します。
片倉 太郎
神奈川県出身
店長歴15年
お客様への丁寧な対応に定評あり
sokenshaショップ店長の片倉です。
おいしく使っていただくために、選び方をアドバイス致します。
酢は、調味料としてだけでなく、いろいろな活用法があります。
健康飲料として用いられたり、食品の殺菌や防腐のために使われることもあります。
オーガニックガーデンの店頭には、おもに純米酢・りんご酢・バルサミコ酢などが並んでいます。健康飲料としてのお酢も各種取り揃えています。
酢の物や料理の味付けとして、酢の味を楽しむのであれば、純米酢をおすすめします。
ご家庭のキッチンに、米酢1本は常備しておきたいものです。小瓶に移して食卓に置けば、お料理のちょっとした味付けにも手軽に使えます。この手軽に使うということがポイントで、「身体にいい」お酢を適時に摂取して健康を維持したいものです。
有機栽培された国内産米を使用して、酒造りから酢酸発酵まで手間と時間をたっぷりかけて完成した有機純米酢です。くせがなく使い勝手がよいのが特徴で、どなたにでも受け入れられやすいお酢です。
越前小京都の有機純米酢 500ml
米酢の中でも、原料に玄米を使った玄米酢は、「くろす」と呼ばれ、健康飲料として用いられることが多いのですが、もちろん普通のお酢としても使うことができますので、食卓に置いて利用すれば、健康維持にも役立ちます。
米酢以外にもりんごやブドウなどからつくったお酢もあります。
りんご酢は、米酢に比べて飲みやすいので、健康飲料として利用される方も多いのですが、ドレッシングとしてサラダなどへの利用もお勧めです。
べに花油やえごま油と合わせて「オイル&ビネガー」。そして、それに醤油やだし醤油 を加えて「和風ドレッシング」にもできます。
りんご酢は、お米アレルギーの方にもお勧めできるお酢です。
イタリア北部エミーリア・ロマーニャ州モデナで自家栽培の有機ぶどうからアチェットフォルテ(ワイン酢)をつくり1年間熟成し、モストコット(有機濃縮ぶどう果汁)をブレンドして4年以上じっくり熟成して作り上げた有機バルサミコ酢です。(酸度6.0%)芳醇でまろやかな香りと味わいをお楽しみいただけます。着色料、酸化防止剤不使用。有機JAS認証(ICEA)、IGP(保護指定地域表示)です。
米や果実以外の原料で作られたお酢もあります。健康飲料としての使い方だけでなく、 ぜひ調味料として試していただきたいのが、さとうきびからつくったお酢です。
米酢にくらべてナトリウム分が少 なく、逆にポリフェノールが10倍以上含まれているため、まさに「健康酢」 の代表格といえますが、まろやかな酸味は、調理にも最適です。生産量が 限られているために貴重なお酢です。
ジロロモーニ有機バルサミコ酢 250ml
名水100選に選ばれたほど水がきれいでおいしいです。 そして庶民に大事にされている町(福井県大野市)に工場があります。
水は御清水(おしょうず)と呼ばれ生活の中に溶け込んでいます。 この環境で有機栽培された米と石川県などの国産米と、 この地で育まれた豊富な地下水を使って酢づくりの始まりです。
酢つくりはまずお酒を作ります。 冬に仕込む伝統的な寒仕込みが始まります。 有機栽培の玄米を精米し、精米した米を蒸し上げます。 有害菌の働きが極めて少ない厳寒時のみ行われます。
麹室では米を手でほぐしていきます。 何度もくりかえし、まんべんなく麹がつくように、2日ほどかかります。 一番手間がかかり、熟練を必要とする重要な工程です。
できあがった麹米と地下水をタンクにいれ、酒の元 酒母づくりの醗酵が始まります。 米の一部は掛け米といって蒸しあがったらそのまま冷却してタンクに入れます。
醗酵途中で米を入れ、三段仕込み製法で発酵させていきます。ぷつぷつと醗酵している音が聞こえます。
できあがると袋に入れて搾っていきます。お酒つくりならここで完成ですが、お酢作りはここからはじまります。
搾ったお酒を再び倉のタンクにいれ、倉付の酢酸菌でじっくりと静置醗酵させていきます。 じっくりと約6ヶ月醗酵させます。 これでうまみとまろやかな味わいに仕上がります。
お酢つくりに使用される水は福井県大野の地下天然水を汲み上げ、さらに浄水器(シーガルフォー)を通して使用しています。
このようにして、有機栽培された国産の米を原料に酒造りから静置発酵まで手間と時間をたっぷりかけて完成した「越前小京都の有機純米酢」が出来上がります。
お酢は、身体に良いと昔から母から教えられてきました。 私が子どものころ、我が家では、枝豆をお酢に漬けたものが常に食卓にあり、「身体に良いのだから食べなさい」といわれたものです。 しかし、お酢の酸っぱさが嫌いだった私は食べませんでした。
お酢が苦手でなくなったのは、1人暮らしをはじめて、自分で調味料をそろえた時でした。「りんご酢」とか「ぶどう酢」などの果実酢を見て、 フルーツのイメージから美味しそうと思い、購入して使い始めたのです。
思っていたほど酸っぱくなく、身体に良いということも手伝って、 ドレッシングや煮物などで食べるようになりました。
今では、すっかりお酢への苦手意識が消えています。
このQ&Aの回答に書かれている通り、肥満気味の対策から美肌効果までやはりお酢には、身体によいとされる力があるのですね。 このことを知って、よりいっそう毎日食べていこうと思ったのでした。
また、お酒の種類があるだけお酢の種類があるということなので、 まだ試したことのないお酢にも挑戦してみるつもりです。